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おばあさんと犬

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街じゅう金木犀の香りにつつまれています。


散歩の途中でいつも寄る小さな公園に行くと,
ベンチに座ったおばあさんが,エポを見て話しかけてくれました。

「私も前は犬を飼っていたのよ。15歳まで生きたの。」
「最後のほうはあちこち身体を悪くしてね・・・病院で亡くなったの。」
「亡くなる前の1ヶ月間に病院に払ったお金が,120万円になったのよ。」





な ん で す と !!!!ひゃくにじゅ??!!




老齢になって睾丸に腫瘍ができ,去勢手術をしてから,
いろいろと体調を崩しがちになったそうです。
入院してからは,おばあさんは毎日お見舞いに行ったそうです。
朝に見舞うと元気そうなようすで,この調子なら家に連れて帰れるかと思いきや
お医者さんは「だいぶよくなりましたね。午後にまた点滴すればもっと良くなりますよ」と。

「そんな風に言われると,そのまま預けて帰るしかないじゃない?」
「毎日,『今日のお薬代○万円』と言われてねぇ・・・」


亡くなる少し前,点滴をはずされて,おばあさんのもとに一直線に走ってきたときの顔が
忘れられない,とおばあさんは話してくれました。

「一緒に帰りたかったんだろうねぇ。どうせ年だったんだから, 連れて帰ってやればよかったというのが,心残りでね。」


病院から「亡くなりました」の連絡を受けて行ってみると,犬はきれいにシャンプーされて
リボンをつけてお花とともに棺に納められていたそうですが,病院から
「業者の火葬のコースが1万円,3万円,5万円とあるので3万円にしておきました
と言われたそうです。

病院の治療が必要なものだったのか,適切だったのか,知るよしもありませんが,
おばあさんが不信感をもっているのは伝わってきました。
そして,おばあさんが通りがかりの犬を見て思い出すのが
15年間の楽しかった思い出じゃなく,最後のつらい思い出なことが,気の毒でした。

「飼えば家族も同然じゃない。少しでも良くなるのなら,と思って病院に任せたけどね。」
「いなくなると寂しいから,あれからもう犬は飼わないでおこうと思ってるの。」



動物の治療費には,はっきりした線引きがあるのかないのか,
病院によってずいぶん治療費が違うような気がします。
早い・安い・けど診かたが雑? 立派・充実・けどめちゃ高い・・・
ふだんから,病院の評判や情報を集めて,使い分けるのがいいのかもしれません。
聞いて思わず“う~~ん"とうなってしまった話でした。


[かわいい]



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いつもよりちょっと遠出して釣り池のある公園に行きました。
エポは池には興味なさげでしたが,池に向かって真剣に釣り中のおじさんたちがいったい
何をしているのかが気になるらしく,後ろからそっとにおいをかいで回っていました。


20101008_3.jpg
デッキでひと休み。

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